pass-ageでは、使い継なげる機会を作ることで、なるべくいい使い手にいいものを行き渡らせ、今よりももっと長い目でプロダクトの流通を考えられる潮流をつくりたいと考えています。

ものづくりにおいて、すべてのロスを完全に無くすことは難しいと思っていますが、それでも世にある多くの良質なプロダクトと、良識を持った使い手が出会うチャンスはまだ足りないと思っています。

ものと人の出会いの時や場をもっと広く寛容にしていくことで、作り手の方々にとっては、ロスを少しでも減らすための機会になり、使い手にとっては新たな良いものを知る機会になります。


そしてその流通が、また良いものづくりをするための原資となり巡っていきます。

これは一見すると、ごく当たり前のことを言っているように聞こえるかと思いますが、今の流通全体はその当たり前を意識することが難しい状況にあります。

使う側も伝える側も、すべての人が少しだけ、その当たり前のことに意識を持っていただけるようになれば、世の中から少しずつ無駄が減り、良いものづくりのための循環が生まれると信じています。



心地よい循環をつくるため
いいものは、いい使い手のもとに